クアン

 

登場作品(予定?):餓狼 mark of the wolves

 

 

SNKが倒産して後継会社のプレイモアがThe king of fighersやサムライスピリッツの新作を作っていた頃、ネット上でSNK時代に餓狼MOWの続編、餓狼MOW2が開発されていたものの会社が倒産したためにお蔵入りになったという情報が出ました。SNK関係者が公式の場で言った情報でないために真偽のほどは分からずに噂の範疇にすぎないものでした。

 

その後プレイモアはゲーム事業をさらに縮小し対戦格闘ゲームの制作を止めスマートフォン向けのアプリゲームの開発を主力とします。それから数年後にパチスロ事業を撤退し再びゲーム事業に専念することになり、久しぶりに対戦格闘ゲームの開発を始めThe king of fighters14を販売します。その前後でゲームの宣伝のために開発スタッフはメディアのインタビューやトークショーなどでKOF14への質問に答えるのですが、その流れで話は餓狼MOWにもおよび、開発スタッフの口から当時SNK時代に餓狼MOW2が開発途中だったことが告げられます。制作は50%ほど進んでいたものの会社倒産のために制作中止になったそうで、あの時ネット上で流れた噂が事実であったことが十数年の歳月を経て明らかになりました。

 

そして、開発途中のキャラクターのドット絵も公開されるのですが、新たなキャラクターは六名いて餓狼らしくアメリカの土地が似合いそうなキャラクターが多いですが、ハードボイルドな香りを漂わせる餓狼伝説と違いどことなくスマートな雰囲気を備えています。開発スタッフの方が餓狼MOWはジャズをイメージしていたと新生SNKになってからコメントしていましたが、言われてみるとなるほどですね。

 

その新キャラクターたちの中で僕が特に目を引いたのは褐色の肌をした少女でした。その少女はジョー東の弟子で名前はクアンといいます。テリーの狼の魂を受け継ぐ者ロック・ハワード、不知火流の伝統を受け継ぐ者北斗丸だけでなく、熱き格闘バカの遺伝子を継ぐ者もいたのでした。クアンは東南アジア系の少女で褐色の肌にストラップレスのスポブラ、下はオレンジ色のマーシャルアーツ風のパンタロンのズボンを履いていて餓狼伝説を彷彿とさせる硬派な雰囲気がありますが髪の色が緑色であるあたりMOWらしくもあります。

 

そのクアンは実はThe king of fighersマキシマムインパクトレギュレーション”A”の特設サイトに掲載されているサイドストーリーに登場していたりして、ジョーに弟子がいるということはSNKファンの間で密かに知られていました。そして、マキシマムインパクトレギュレーション”A”のサイドストーリーで彼女の名前が初めて出てから十年以上の時を経てついに彼女のビジュアルが陽の目を見ることになったのですから、なんだか感慨深いものがありますね。ぜひとも餓狼MOW2を制作して欲しくなりますが、KOF14のプロデューサーで当時餓狼の制作に関わっていた小田氏は餓狼MOW2を制作したい思いをインタビューで語っていましたが、現在のSNKはKOFとサムライスピリッツを制作するので精一杯のようにも見受けられます。こうなったらKOFの新作にクアンが参戦するというのはどうでしょうか。ロック・ハワードとキム・ドンファンとチームを組んでチーム名はニューウルフズ。これでロックもチームでKOFに参戦出来るメンバーを見つけることが出来て、伝説の狼達対新世代の狼達の対決も心躍るものが。北斗丸は? そこはジャズっぽくということで。

 

 

餓狼 mark of the wolvesのクァン

 

▬イラスト:saturn-freakさん

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