ラブ・ハート
登場作品:スカイラブ、The king of fighters
SNKプレイモアがアーケードゲーム並びに家庭用ゲーム機のゲームの制作を止めてしまい僕もゲームセンターから足が遠ざかっていった2010年代、SNKプレイモアはパチスロ事業に尽力していました。僕はパチスロはしないのですけど、パチンコ屋の前を歩いて同社の製品のポスターを見かけるとつい足を止めて見てしまいました。パチスロであってもやっぱりSNKプレイモアの動向は気になるんですよね。
その中で惹かれたタイトルがあって、それはスカイラブでした。ラブ・ハート率いるピース空賊団を主軸とした世界観で空賊のキャプテンという設定のラブ・ハートには流石SNKプレイモアと感じさせる輝くものがありました。盗賊でも海賊でもなく空賊というのがなんとも新鮮だったんです。このタイトルはシリーズ化して五作品も販売されてますから、SNKプレイモアの看板タイトルだったことはパチスロに疎い僕でも分かりました。対戦格闘ゲームを制作しなくなったSNKプレイモアはなおも魅力的なキャラクターを生み続けていて、そういうのを目にするといつかThe king of fightersに出てくれないかなぁという思いを抱いて、スカイラブチームで参戦というのは現実味があるのかなと考えて他のキャラクターも見てみるとラブ・ハート以外はKOFに出るにはちょっとパンチが弱くてやっぱり無理かなぁとか勝手に夢想してたりしてました。
その後、SNKプレイモアがパチスロ事業から撤退し、ゲーム事業に専念することになりThe king of fighters14の制作が発表されます。そして、そのキャラクターの中にはなんとラブ・ハートの姿も。サムライスピリッツのナコルル、同じくパチスロのドラゴンギャルからムイムイとチームを組んだ異世界チームでの参戦でした。その手があったかと開発チームの発想の柔軟性には流石と思ったものでした。
ゲームでのラブ・ハートはパチスロのスカイラブ同様に賊を連想させるハットにワインレッドのレザー製の衣装を纏っていて、ミニスカートに胸開きしたトップスの色っぽいそのビジュアルはやはり魅力的でしたけれど、それでも人気キャラクターが集まるこの作品の中で埋れてしまった感は否めない気がしました。ラブ・ハートは本来、剣と銃を手にして闘うのですが、素手での闘いが基軸となるKOFではラブ・ハートも素手での闘いをせざるえずキャラクターの性能の面で彼女の個性が出づらかったことが大きかったような気がします。サムライスピリッツの覇王丸が素手で参戦するようなものでしょうか。せっかくKOFに出場したラブ・ハートですが次作以降の参戦はちょっと微妙な立場に。なんといってもライバル達の数が多いです。
その後、SNKからはサムライスピリッツもシリーズが再開され発売されることになるのですが、DLCキャラクターで他のシリーズや他社の作品からもキャラクターがどんどん登場していて、ついにはアークシステムのギルティギアからも参戦が決定することになりました。となると、ラブ・ハートも剣を持っていて現代ではなくて昔の時代設定のキャラクターだから十分参戦する資格があるしサムライスピリッツに出た方が彼女の魅力が映える気もします。いや、もういっそのことSNK VS アークシステムが実現したらという思いが。武器を持ったキャラクターに絞っての二社によるオールスター格闘。アークシステムは武器格闘のオリジナルタイトルがギルティギアとブレイズブルーと二つもありますし、SNKもサムライスピリッツと月華の剣士に風雲黙示録まであります。そこにラブ・ハートも参戦となったら女房を質に入れてでもやらなきゃと思うのでした。
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